スマートフォンやタブレット端末が普及して、一気にモバイルインターネットの利用が拡大しました。
これに伴って、Wi-FiやWiMAXの利用も爆発的に伸びています。
それは、スマートフォンの公衆網であるLTEのデータ制限があることや月額料金が高いからです。
スマホのLTE利用でデータ利用を上限内に収めるために、Wi-Fi利用が増えています。
街中のカフェ、レストラン、駅等の公共施設では無料で使えるWi-Fiスポットがありますので、ここにスマホやタブレットをつないで使うケースが増えています。
公衆Wi-Fiがない場合にWi-Fiルーターを使いデータ通信をすることとなります。
最近のWi-Fiルーターもスマホの通信事業者の月額料金より安い設定となっているケースが少なくありませんので、とても経済的です。
しかし、それでもデータ制限が設定されていることか多いのです。
このような時に、便利なのがWiMAXです。
通信スピードが速いだけでなく、データ制限が緩い上に月額料金も安いからです。
データ制限は3日間の間に10GBを超えたら、制限下に入るのですが、翌日には制限が解除されます。
しかも、制限中でも通信スピードが数Mbpsをキープしているので、実運用でも問題がありません。
但し、周波数帯域は直進性の高い電波を使っているために、室内では電波が届きにくいこともあることが弱点です。
そのようなことから、モバイルインターネットの利用シーンを考えて、Wi-FiとWiMAXの使い分けを考えておくことが大事なのです。